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ガーデニングの植物の選び方[春]
ガーデニングを始めるのに最適な季節は、やはり春です。気温が上昇することで植物が急激に生長し冬の間に植えておいた球根が次々に咲き始めるなど、庭が一気に活気づく季節です。一方で、病害虫の被害が増えてくる季節でもあるので、薬剤散布や雑草の処理をこまめに行ないましょう。とはいえ、一言で春の花といっても、冬の終わりから早春、早春から梅雨の手前までなど、開花する期間は異なります。そのため、あらかじめどの時期にどんな庭にしたいのかを考えておくことが大切です。
春に開花する花

春は花の種類が豊富で育て方が簡単な品種が多いので、初心者におすすめの季節です。赤、ピンク、白、青、黄など、カラフルな花が多いので、アレンジも自由自在に行なえます。
チューリップ(開花時期:3~4月)

代表的な春の花です。秋に球根を植え付け、3月から4月にかけて花を咲かせます。
パンジー・ビオラ(開花時期:10~3月)

寒さに強く育てやすい品種ですが、高温多湿には弱いので注意しましょう。
ストック(開花時期:3~5月)

日当たりが良い場所を好みます。白、ピンク、紫、赤紫などの色があり、一重咲きや八重咲きといった種類があります。
ポピー(開花時期:3~6月)

橙、橙赤、黄、ピンク、白などがあります。色鮮やかで、やわらかい花びらが特徴です。
パルドサム(ノースポール)(開花時期:3~6月)

枝分かれして茂る茎と、一面に咲く白い花びらが特徴です。同じ系統の品種として、鮮やかな黄色い花を咲かせる「クリサンセマム」「ムルチコーレ」などの花もあります。
リナリア(開花時期:3~7月)

黄、紫、赤、ピンク、白などのパステルカラーが特徴で、人気のある品種です。
キンギョソウ(開花時期:3~7月)

由来は花の形が金魚のように見えることから。白、黄、赤、ピンクなどの色があり、数を多く植え、一面に広がる美しさを楽しむ花です。
ロベリア(開花時期:4~6月)

鮮やかな藍色の小花が特徴です。白やピンクの花を咲かせる種類もあり、丈夫で育てやすい花です。プランター、鉢植え、ハンキングバスケットなど様々な楽しみ方ができます。
アスチルベ(開花時期:5~8月)

場所を選ばず、とても育てやすい植物です。環境への適応力が高く耐寒性が強いので、半日陰でも大丈夫です。
春のガーデンプランの考え方

明るい植物が多い春の季節は、パステルカラーの花色を持つ草花に小輪多花性の品種を組み合わせるとうまくまとまります。パステルカラーばかりだと全体にぼんやりしてしまうときは、庭の表情を引き締めるため、アクセントとして部分的に彩度の高い花を加えると良いでしょう。
春のガーデンの花の組み合わせ方

例えば、複数の色のチューリップと濃淡の異なるパンジーを組み合わせたガーデニング、黄と紫のパンジーにクリサンセマムの白を効かせたガーデニングなど、それぞれの花がより映えるような組み合わせを考えてみましょう。開花時期や花色だけでなく、草花の生え方や育ったときの草丈も重要なポイントです。