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熱帯魚の飼い方
熱帯魚とは、熱帯・亜熱帯地域にすむ淡水魚のことを指します。美しい形と鮮やかな色彩が特徴で、インテリアとしても人気です。
熱帯魚の選び方

東南アジア原産のグッピー、ベタ、南米原産のネオンテトラ、ディスカス、エンゼルフィッシュ、レッドテールキャット・フィッシュなどが人気を集めています。他の魚と一緒に飼えるものと、プレコやオスカーのように単独での飼育が望ましい種類がいます。初めて熱帯魚を飼う方には、世話が簡単で飼いやすいグッピーや設備のほとんど必要ない丈夫なベタをおすすめします。
魚を購入する際は、魚を飼うために必要な水槽のサイズ、最適な水質(温度、酸度、硬度他)を確認しておきましょう。
熱帯魚の飼育に必要なアイテム

温暖な気候に生息する魚にとって快適な環境をつくるには、様々な器材が必要です。下記のリストを参考にして、器材をそろえましょう。
- 水槽
- 丈夫で軽量なアクリル製が良いでしょう。
- ろ過装置
- 水質を安定させ、水槽内を清潔に保ちます。
- 水温計
- 健康管理に欠かせません。
- 砂利
- 魚の生息環境に合わせて砂利を選びましょう。
- 水草
- 酸素と隠れ場所を提供してくれます。
- 水槽を置く台
- 水槽がかなり重くなるので安定した台が必要になります。
- 流木
- 拾ってきた物を使用する場合は消毒してから使用して下さい。
- 照明
- 水草を育てたい場合は設置をおすすめします。
- ヒーター、サーモスタット
- 水温を一定に保つために必要です。
飼育を始める前の準備
ろ過装置は、手入れが簡単な「上部フィルター」もしくは、ろ過能力に優れている「外部フィルター」を選ぶと良いでしょう。
水槽に器材をセットして電源を入れ、水質安定剤やろ過バクテリアを入れて3~4日間待ちましょう。水質が整ったら魚を入れます。
飼い方
魚を水槽に入れる際は、魚を購入したときの容器ごと水槽に浮かべて水槽内と容器内の水温が同じになるまで待ちましょう。
水槽を置く場所は、静かで人通りの少なく、窓越しに日差しが入る場所がベストです。フンやエサの残りはこまめに吸い取り、水換えは月に1度、全体の1/3ずつ交換します。水槽は3~6ヵ月に1度程度は清掃するようにしましょう。ろ材には水をキレイにするためのバクテリアが繁殖しているので、洗剤などを使用せず水ですすぐだけにして下さい。
エサ
朝夕2回、2~3分で食べ切る量を与えます。幼魚は成長期なので回数を増やす必要がありますが、成魚は食べ過ぎると体調不良になるのでエサのやり過ぎには注意しましょう。
冷凍・乾燥エサよりも、品種ごとに栄養バランスを考えて作られた配合飼料をおすすめします。生き餌を多く与えると偏食になり栄養バランスが崩れるので、与えるなら月に1度程度で十分です。
病気・予防
水カビには注意が必要ですが、水槽内を清潔に保ち水温と水質の管理に気をつけることで、ほとんどのトラブルを防ぐことができます。ヒレがぼろぼろになっていたりカラダの色素が薄くなっていたり、白い斑点ができたりした場合は病気の可能性が高いので、別の水槽に移して薬浴をさせましょう。